断片的ナ語リ

中学12年生の読書感想文と日々の戯言です

#16 韓国人は奢り上手?!

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 ご飯を食べながらヘジさんが飼っているペットの話をした。

すると、突然なにか思い出したように財布の中を探し始める。

 

「はい、これあげる」と言って取り出したのは、犬と猫が写っている写真のシールだった。

 

「2匹とも全然喧嘩しないよ^^」とヘジさん。

 

写真を見てみると、本当に仲よさげに寄り添っている。

そして、、か、可愛い。なんだこの可愛いらしさは。日本に帰ったら犬か猫を飼って一人暮らしの家で一緒に暮らすのもいいな。。

 

 

そんなことを考えながら、あっという間にビビンパを全て食べきってしまった。

 

会計をしようとレジに向かう僕にヘジさんが言った。

 

「ここは私が出すからいいよー」

 

(ここで文化についての小話)

韓国に留学に来て感じた文化の一つが「韓国人は食事をして、支払いをする時割り勘に固執しない」ということだ。

しかし「日本人は支払いをする時いつも割り勘だ」ということではない。

 

日本でも奢ったり奢られたりすることはよくあった。それでも僕が違いを感じたのは、こちらの学生が「奢り上手、奢られ上手」だからだ。

 

奢る人はさりげなく会計を済ませ、奢られる人も変に遠慮してレジの前でもたもたする事がない。

 

奢ってもらった人は「じゃあこの後カフェでコーヒー奢るねー」とスマートな返しができる。

 

つまり、お互い気持ちよく奢り、奢られる身の振り方を心得ている。

 

韓国に来たばかりの頃は、僕はその辺の振る舞いが下手で、どうも奢ってもらうことに後ろめたさを感じていた笑

 

しかし、友達が増え、奢ったり奢られたりを繰り返すうちに、この国の情の深さを感じれるようになった。

(あくまでも僕が感じた主観的な意見です笑)

 

 

まあその日はヘジさんと初対面だったので「自分で出すから大丈夫だよー」と僕はヘジさんに伝えた。

「そう?分かったー」とヘジさん。

 

(さすがヘジさん。変に奢ろうと粘らないスマートな人だ。。)と僕は心の中で思ったけど、多分ヘジさんは何も考えていなかっただろう笑

 

お店を出た時には、陽がすっかり落ちて外は暗くなっていた。