#17 語学は背伸びしながら学べ?
美味しいビビンパを食べて、お腹いっぱいになった僕たちは、司会の練習をするために学校に戻っていた。
学校へと続く並木道沿いには、車が一列に並んでいる。この景色も韓国に来たばかりの時は不思議に感じていた。
今年3月に韓国に来てから、もう8ヶ月が過ぎた。本当に時間が経つのが早い。。
学校までの道を歩きながら、ふと今日までの留学生活について思い返していた。
留学生活を始めた頃、僕の韓国語は使い物にならないレベルで、ほとんど一緒に留学に来た後輩に頼りきっていた。。
(その後輩は韓国が大好きな子で、高校生の時から韓国に興味を持ち、ハングルを勉強していたらしい笑)
初めは、何年も勉強して来た後輩よりも自分が話せないのは当然だと割り切っていた。
でもやっぱり後輩が韓国人の友達や先生方と楽しそうに話してるのを見ているうちに、
「自分もあんな風に話せるようになりたい!」「せっかく留学に来たんだから、何か結果を出して帰ろう!」と決心し、そこから僕の長い挑戦の日々が始まった。
前期に受講した韓国語の授業は初級クラス。中級クラスに行こうと思ったが、1回目の授業に参加した時、先生が言っていることが30%くらいしか聞き取れず、先生と相談した結果、初級クラスに変えてしまった。
(ここで小話)
僕はこの時、簡単な初級クラスを選んだことを少し後悔しています。(基本をしっかり勉強できたのは良かったですが。。)
留学先での語学の授業は、ほとんどの先生がその言語で話すと思います。その時、先生が言っていることが8割も理解出来なくても、自分が考えている適当なレベルより少し難しいレベルのクラスで授業を聞くことがより効果的だと思います。
(クラス分けテストなどでクラスが決められる場合は別ですが)
語学は慣れなので、聞いているうちに必ず慣れてきますし、周りのレベルが高い環境に身を置いた方が、絶対に上達も早いです!
周りが既に上手に話せる学生ばかりでも、萎縮せず、逆に「このクラスでは自分に一番伸びしろがある!」とポジティブに考えて授業に参加することが大事だと思います。
これから留学して外国語を学ぼうと思っている人がいたら、僕の個人的な経験からですが、
『語学は背伸びしながら学ぶくらいで丁度いい!』
この言葉を信じて、少し自分に負荷をかけながら頑張ってほしいです^^
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歩きながらそんなことを考えていると、
学校の正門が見えてきた。
さあ今から司会の練習も頑張ろう!
お腹いっぱいになったことで少し眠かったが、弁論大会の成功のために一生懸命やろう!と僕は気持ちを切り変えた。
あ、ところでアドリブってどうするんだろう?。。