断片的ナ語リ

中学12年生の読書感想文と日々の戯言です

#14 日本語弁論大会で司会をすることになった日本人

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大分時間が経ってしまったけど、日本語弁論大会で司会者をした時の話。

 

 

10月のある日、弁論大会で司会者をしてくれないかと、お世話になっている先生から頼まれた。

 

僕が留学している大学では毎年11月に日本語弁論大会が開催される。今年は第17回目で、毎年全国から学生が集まる大会だ。

 

僕は「自分の下手な韓国語でも司会者ができるかな?」と若干心配だったが、「せっかくの機会だし、挑戦しよう!」と決心して、司会者を引き受けることにした。

 

 

そして、それから数日後、先生の研究室で司会の台本を読んで、打ち合わせをすることになった。

 

司会は毎年2名でするのだが、もう一人の司会者は僕より1つ先輩だった(以下ヘジさんと呼ぶ)

 

敬語が苦手な僕は(授業中も先生に無意識でタメ口を使ってしまい、よく注意される汗)「ちゃんと敬語で話さないと怒られるかな。。」などと、ヘジさんを待ちながら余計なことを考えていた笑

 

 15時過ぎ、全員揃ったところで、打ち合わせがスタート。台本を読みながら、修正する部分を確認し、打ち合わせは順調に進んでいった。

 

  ざっと全体を確認し終え、「よかった、思ってたより難しくなさそうだな」と安心していたところで先生が言った。

 

先生「台本通りに司会者が話すと、会場の雰囲気が重くて、発表者が緊張しちゃうから、今年は発表と発表の間にアドリブで司会者がコメントをしてほしい」

僕「アドリブ?つまり台本を作らず、その時に聞いた発表について即興でコメントするってことですか?」

先生「そうそう。できるでしょ?^^ 短くていいから」

僕「そ、、うですね、、とりあえずやってみます(苦笑)」

 

アドリブでコメントをするイメージは全然湧かなかったが、先生がやると言えばやるしかない笑

 

「まあなんとかなるか〜」と楽観的に考えて、打ち合わせを終えた僕は先生の研究室を後にしたのだった。